ワンコインシアターで仏団観音びらき『蓮池極楽ランド』観てきました。
またしてもCoRichからの転載。
いい意味で最低(笑)
開幕直前から爆笑させられるとは!
そんじょそこらのバラエティ番組なんかメじゃないくらい笑えました。
でもネタの約8割は放送禁止じゃないでしょうか(苦笑)
寂れたテーマパークを舞台に、あちこちから流れ込んできた、社会的に成功できなかった(もしくはできそうにない)人たちの群像劇。
少し前に騒がれた某国の某パクリテーマパークがモロにモチーフになっている時点で危険な香りがプンプンと。
(話のオチは案外やさしい感じで、鑑賞後はスッキリさせられます。がそれでも子供に見せてはいけない。シャレの分かる大人限定、みたいな)
青年センターというクセだらけのハコをバランス良く使えていたのが注目ポイント。キモは観客席との距離感でしょうか。
舞台をかなり客席に寄せて作っていたので、役者の独特のオーラも相成って迫力充分でした。
あの距離であんなネタの数々をやられたらそりゃ笑うしかないし(笑)
ちなみに、これほどの公演をワンコインシアターで打てたのには何のタネも仕掛けもなく、ガチで実費の赤字興行だとか。
凄い。けど、次回はもっと良い劇場でもっとお金取ってもいいと思いますよ。
ボクなら絶対観に行くし。
◇ ◇ ◇
終演後、DVDもぬかりなく2枚購入。
こちらの内容も本当に酷かった。いい意味で。
自分には到底できない事をやってのける人ってホント尊敬できる。
羨ましくなって、悔しくなって、やる気が沸いてくるんだ。
以前のバイト先で音楽やってた先輩が、
「打ちひしがれた方がモチベーション上がる」って言ってたなぁ。
当時はそれは「逆に下がるんじゃ?」と思ってたけど、最近はすごく同感できる。